勝央町内で人間に害を与える恐れのある特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが発見されました。

体の特徴

成体のメスは約0.7cmから1cmで、全体的に黒または濃い褐色です。特に腹部の背の部分に帯状の模様があるのが特徴です。

●成体のオスは約0.3cmから0.5cmで、腹部の背の部分に白い斑紋があります。オスによる咬傷事例はないとされています。

発見した場合

●見つけても、素手で捕まえたり、さわらないように気をつけてください。

●駆除するには家庭用殺虫剤(ピロスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶすなどの物理的な方法でも構いません。

●1匹見つかれば周囲に潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど注意してください。

咬まれたときの症状

●局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張が生じます。

●通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間持続することがあります。

●重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。

咬まれた場合は

●咬まれたときは、温水やせっけん水で傷口を洗い、すみやかに医療機関にご相談ください。

●痛み、発汗など重症化した場合は、抗毒素血清による治療が必要です。

●咬んだクモの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院へ持参してください。

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